Startup Weekend に参加してきました

スタートアップの研修は初めての参加でしたが、とても楽しめました。
その際の気づきなどシェアしていきます。

対象読者

  • startup weekend に興味のある方
  • 起業に興味のある方

1.Startup weekend とは

以下抜粋です。

“スタートアップウィークエンド(SW)”は、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。週末だけで参加者は、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。

簡単にいうと実際に起業を体験する週末を過ごせます。
最終日には審査員に私たちに「投資してくれ」というプレゼンも行い、順位もつけます。

上位(1、2、3位)の内容は、もうちょっとブラッシュアップすればビジコンにも出せるレベルになりそうです。

スタートアップウィークエンドについて – Startup Weekend Japan

The world’s starting point for entrepreneurship. Pitch an idea, form a team, and become part of the world’s largest entrepreneurial community in 54 hours

2.Startup Weekend Osaka Space 

私はStartup Weekend Osaka Space 3rdに参加してきました。

日時:2023/4/28(金)〜30(日)
会場:Panasonic XC KADOMA 大阪府門真市元町22-6
参加人数:60?名くらい
テーマ:宇宙

スケジュール
 初日 :自身が携わるテーマとチーム決め
 2日目:チームで活動
 3日目:審査員にプレゼン
みたいな流れです。

場所はパナソニックのPanasonic XC KADOMAでかなり新しく、社員よりも早く使わしていただきました。
さすがパナソニックです。ありがとうございます。

今回のテーマは「宇宙」でした。

なので、宇宙ビジネスを考えるスタートアップですね。

パグ蔵

宇宙かー
壮大すぎて、あまりピンとこないー笑

確かに壮大ですよね。
ただ、かなり盛り上がっている業界でこれからますます加熱することが予想されていて、
市場規模も2040年に1兆ドル超えです。
日本からもスペースXみたいなユニコーンがうまれるといいですよね。

https://newswitch.jp/p/35328 より抜粋

2.1 DAY1

初日です。

まず一番大事なお食事タイムです。

シアトルでは、まずみんなで食事をとってアイスブレイクしてから始めるのが慣例のようで、
今回もそのスタイルでした。

食事の写真です。イタリアンが用意されていました。おいしかったです。

食べながら、startup weekendとは何か、これから何をするのかの説明をうけました

そしてテーマ決めです

テーマ決めは
1.参加者が持ってきたアイデアを1分ピッチにより発表
2.参加者が良いと思うものに投票
3.上位のテーマでやりたいものに参加してチームを作る

という感じです。

ピッチは20以上ありました。
で、その上位7、8個くらいでチームを作りました。

ピッチとはプレゼンみたいなものです。
自分の考えたサービスを参加者にピッチで紹介し、チームに入ってもらって、一緒にスタートアップするのが狙いです。

なので、参加者の共感を得るのが大事です。

私は月面バイクチームに入りました。

2.2 DAY2

2日目からはチームでテーマをブラッシュアップです。

ここではどうやって今考えている、
プロダクトやサービスをビジネスとして成功させるのかを考え、
形にしていくかの時間です。

ポストイットを使って、案出しなど行いました。

内容的にはデザインシンキングが近い感じがしました。

で、作っていく時のポイントは

  • 検証
  • 実践
  • ビジネスモデル

です。
これらを意識して、作らないと
趣味で自分でやれば
となってしまいます。

パグ蔵

自分の作りたいものを作る!ってだけでは
勝手にやればってなるよね。
「で、ビジネスならお金になるの?」って
必ずきかれそう

検証

検証とは

・お客さんがいますか?実際に会話しましたか?
・お客さんのどんな問題を解決しますか?
・ターゲット市場はどうなっている?
みたいな、マーケットに関することです。

実践

これはそのままで

・実際にやってみましたか?
・MVP(minimum viable product)はありますか?
・UI/UXは優れていますか?

といった観点です。
実践なので実際に使ってみてどうなのかという観点での評価ですね。

ここで大事なのが
MVPが検証時に見つけた、顧客課題を解決できるのか?
です。
また、対話が可能なら、実際にMVPを見せて、フィードバックをもらうといったことをします

そして、ブラッシュアップのサイクルを回していく感じです

ビジネスモデル

お客さんもいる、MVPで実際に使えそうだということがわかった、そして最後にビジネスモデルです。

・顧客の求める価値を提供できているか?
・収益性、現実性
・自分たちの強みは?
・立ち上げ戦略は?

中小企業診断士ならここは結構しっくりくるかもしれませんね。

少し違うのが立ち上げフェーズであるということですね。
中小企業診断士は立ち上がっている中小企業を支援するので。

こういった観点を押さえて、自分たちのテーマをブラッシュアップし
スタートアップします。

2.3 DAY3

最終日はピッチの準備です。

google slide を使ってみんなで資料作りです。

できるだけシンプルにまとめます

私はビジネスモデルのスライドを作成しました。
めっちゃ難しく、苦戦しました。
チームの戦力なれた不安ですが、なんとか作成はできました。

審査員に向けてビジネスピッチを行います。

私たちのチームはロマンを追い求めました笑
DAY2の章でいろいろ書いたと思います。
それほぼ全て実行できていません。
チームで議論していろいろ迷走してしまいました。

そして終了です。

パグ蔵

ロマンは大事よ!

もちろん入賞はせず。残念です

第1位は
月面ローバー特化型生命維持システム”ディスカバリーパック”
を開発するという内容でした

日本の技術力を有効活用して、世界と勝負する素晴らしい内容です

S-BOOSTERというビジネスコンテストにも参加するようです。
ぜひ入賞して、開発資金を手に入れ、事業化までしてほしいですね。

3.感想

参加して思ったこと

🔥情熱🔥

やっぱめっちゃ大事やなーと
起業する上でかなりたくさんの障害が有ります
それでも諦めず、乗り越えていくという強い意志が必要です。
リーダー(初日にピッチして仲間をつのった方)が熱い人でいい意味で諦めが悪い人で、
こんな人が起業するんだなと思いました

仲間

当たり前かもしれないですが、大事ですね
私たちのチームはリーダーがとても熱い人でした。

が、バイクのことしか考えてない人でした。

なのでビジネスとしてどう収益を上げるのか考えていない(その人的には考えていると思う)
ような感じで、

そのバイクでどうやって顧客の課題を解決するの?
そもそも課題って?
バイクじゃないとだめなの?
差別化のポイントはあるの?とかとか

みたいな感じでした。

なので、チームメンバーで議論して、バイク作りはお任せしますが、
ビジネスモデルとかマーケティングとかは別の人がやりましょうか
というふうに分けたかった。(議論が迷走して実際はできなかったのです)

一人でやっていたら、本当にただの趣味になりそうですね。

ビジネスモデル

上記しましたが、初期ではあまりビジネスについては考えられていませんでした。
リーダーの話を聞くとJAXA、NASAに売るという話でした。

が、その後は考えられていませんでした。

顧客は2人で単発の発注しかなさそうなので、ビジネスとしては成り立たないため
投資家にピッチをしても、投資してもらえないと思います

なので

どうやって継続的に収益を上げていくのか
どうやって継続的に成長していくのかを考えなければいけません。

熱い思いだけではうまく行かない一番難しいポイントです。

ここについては、プロダクトアウトの思考だと難しいのかなという印象です。

マーケットインの思考でどんな製品をどのように顧客に届けるのか
が大事なのかなと思いました。

パグ蔵

何を届けるではなく

どのように届けるのかの方が大事なんだねー

何は見えるからそっちに注目してしまうが、
実はそれよりも大事なことが裏にはたくさんあるってことね!

最後に運営の皆様、ご登壇した皆様、参加者の皆様、パナソニックなど
本当に多くの方のおかげで、イベントが開催され、私も参加することもできました。
本当にありがとうございました。

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