補助金申請業務を通して思ったこと3
補助金申請業務に携わる機会があったのでそのことについて記載しています。自分へのメモ的な要素もありますので、ご容赦願います。
本記事では2.フレームワークについて述べています。
対象読者
- 中小企業診断士を目指している方
- 補助金業務に関心のある方
- 自分
結論
- 基本に忠実に
SWOT分析大事!
- フレームワークは使わなきゃ損です。先人の知恵の結晶
補助金とは
まず補助金について解説します。
かんたんに言うと補助金は政府による中小企業への金銭的な支援のことです。
審査基準を満たせば、どの会社も申請できます。
補助金にはさまざまなタイプがあります。以下にメジャーな物をあげます
- 事業再構築補助金:中小企業等の新分野展開、業態転換、業種転換等の思い切った「事業再構築」の挑戦をサポート
- ものづくり補助金:ものづくりやサービスの新事業を創出するために、革新的な設備投資やサービスの開発、試作品の開発などをサポート
- IT導入補助金:日々の業務の効率化や自動化のためのITツールの導入をサポート
- 持続補助金:小規模事業者が作成した経営計画に基づいて行う販路開拓の取組をサポート
補助金によっては、1,000万円以上の支援が得られるので、中小企業にとってはありがたい制度です。
では次から学んだことを書いていきます。
1.基本が大事
1.1自社と市場の分析はこちらで解説しています
1.2論理的に書くと1.3社長の思いはこちらで解説しています
2.フレームワークは使い倒しましょう
あなたはフレームワークと聞いてどんなフレームワークを思い浮かべましたか?
もちろんすでに述べたSWOTなどは思い浮かべたと思います。
他に補助金の申請においては
3C分析(市場、顧客:Costumer, 競合:Competitor,自社: Company )、
PEST分析(政治:Politics、経済:Economy、社会:Society、技術:Technology)
なんかは使えます。
実際、補助金はPの部分の意向でやってますしね。
他にも政府がこの分野に予算をX億円みたいな話とかもありますよね。
ここでフレームワークを使うことのメリットを挙げておきます
- MECEになっていることが多く、多方面から考えられる
- 時短になる
- 先人の知恵の結晶のため、なぜか説得力が増す
個人的にはフレームワーク前提で進めたらいいと思います。時短になるので。
最後に
個人的にかなり大事と思ったフレームワークを書いておきます
- SWOT分析
- VRIO分析
- 3C分析
- マーケティングのSTPや4P
基本的なものばかりで目新しいものはないと思います。
1でも述べたように基本が大事です。
申請においては新しいことはあまり必要ないのかなと思います
強み(他社と差別化)を活かして、どんな市場のどんな顧客に対して、どんな課題を解決するサービスを提供するのか
をしっかり意識すればいいと思います。
事業計画書を書く方は、参考にしてみて下さい。